セヴラック モンポウ
ここ数日モンポウが流れる機会が多いスキヴィアス。
モンポウを演奏するピアニストが増えると、うれしい。
でモンポウについて色々と調べてると、おもしろそうな書籍が
ウラディミール ジャンケレヴィッチ著 「遙かなる現前―アルベニス、セヴラック、モンポウ」
セヴラックは椎名亮輔さんの「デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画」を書店で見かけ気になっていた。
セヴラックはドビッシーに「土の薫りのする素敵な音楽」と評された。セレヴァックの父は画家だったようだ、椎名さんはアルテスの創刊号でセヴラックとルドンについて書いてもいる。
セヴラックの音は、何気ない、ささやかなものへの視点、ささやかな生活の中での自然な感情の機微を感じる。
それはモンポウの音楽にも
音楽は華やかな社交の場で人を繋ぐという機能もあるだろう。または、あるコミュニティーの祝祭を彩る側面もある。
しかし、内省する、もしくは彼岸的地点から世界を醒めて眼で見つめ直すという側面は、それらより一段深い音との関わりかただと思っている。