イタリアのコルッチーノと、虹釜太郎✖服部レコ太 音楽対談
ぼちぼち店を開けるが、オープン前にコルッチーノの新作を聴いてる。
前作のATTOから、器楽的要素が薄くなり、物音のような音響作品に変わってきていたが、今作のOlteormeは、さらにその傾向をすすめ、鋭く冷たい音の質感やショッキングな音響は、なりをひそめ、音たちが沈殿して、何ものでもない状態となり、淡々と漂っているような静謐な音響。
コルッチーノは虹釜さんとの冊子 虹釜太郎✖服部レコ太 音楽対談でも、話題となっている。 コルッチーノの何ものにも期待していない虚ろな表情は、そのまま音に現れているようで、また、音楽に何も期待しない態度が、作品を重ねるごとに、より明確になっているようで、今後の作品も気になる。
世界セピア音楽会議
の二冊はスキヴィアスでも販売してます。どちらも参考CDR付きで¥800です!